思考の整理学

 このところ、時間を見つけて部屋の片付けに精を出しています。


 結構捨てることが苦手で、いつか必要になるだろうと思って
 残しておいた古い雑誌、本などが本棚を陣取っていました。

 でもこのままだと新しいモノを取り入れる余裕がなくなって
 しまいそうなので、今回は本当に必要なもの以外は思い切って
 処分しています
 
 そんな作業の中、そのうち読もうと思いつつも長い間、本棚に
 眠っていた本が出て来たので読んでみました。

 そして、後悔しました。

 読んだことにではなくて、今まで読まなかったことに・・・。






 この本の題名は、「思考の整理学」。

思考の整理学 (ちくま文庫)

外山 滋比古 / 筑摩書房




 題名のとおり、思考を整理するための
 方法についてももちろん触れていますが、それが主な内容ではありません。
 
 ここで主として書かれているのは「考える」こと。
 そしてその考える方法。


 この本が書かれたのは約30年前。その頃と比べるとコンピューターを
 始めとした様々な技術は大幅に進化していると思います。

 この頃にはコンピューターはあっても、30年後に誰もがインターネットを
 使っていることなど想像していた人は殆どいなかったのではないでしょうか。

 でもこの本に書かれている内容は、今読んでもとても新鮮で、
 しかも今でこそ必要であると思われることが
 たくさん伝えられています。

 恐らく色々なモノの進歩・進化が進んで行っても、「人間」の
 本質的な所は30年前であろうと、300年前であろうと、
 それほど変わっていないという事なのだと思います。

 変わったと言えば、じっくりと考える時間が無くなってきたことでしょうか。

 
 今まで自分がやりたいと思っていたことは、それぞれが点で存在していて
 何とか自分の中で線にしようと思っても、なかなかつなげられなかったの
 ですが、この本を読んだことで、その点として存在していたものが、
 繋がった気がしました。

 これもこの本の中に書かれていた「セレンディピティー」かもしれません。


 僕も今更ながら読んだ本なのですが、まだこの本を読んだことの
 ない方がいたら、是非読むことをお勧めします。
by car_pe_di_em | 2010-06-08 22:20


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